no title1:話題のニュース 2018/09/30(日) 13:43:02.93
朝鮮新報

原告の請求を全面棄却


大阪朝鮮学園が原告となり日本国に対して高校無償化制度の施行規則に基づいた指定の義務付けを求めた裁判(大阪無償化裁判)の控訴審判決が9月27日、大阪高裁で言い渡された。高裁は原告が勝訴した一審判決を取り消し、指定義務付けを却下するなど、原告の請求を全面的に棄却する著しく不当な判決を下した。

1審判決は、司法が良心と法の支配に基づいて日本国の差別行政を糾し、大阪朝鮮学園への指定を義務付け、生徒たちに就学支援金を支給するよう命じた画期的な全面勝訴判決だった。しかし、2審判決は一転して「行政訴訟において国側を勝たすために書かれた、典型的な結論ありきの判決」(金英哲弁護士)となった。

1審で敗れた国側は、控訴理由書で自らの都合に沿うように教育基本法の抽象的な規定を数多く持ち出して行政裁量を広げつつ、朝鮮学校に影響力を行使する朝鮮総聯が反社会的な活動を行っているかのような印象を与えて、「不当な支配」のもとにある朝鮮高級学校の教育内容が教育基本法の理念に反する疑いがあるとする主張を展開した。

控訴審判決は、国側の主張を反映したかのように朝鮮総聯と朝鮮学校の関係性に焦点が置かれた。

判決は、両者の間に幹部レベルでの人事交流、財政的な支援、総聯傘下団体・事業体の教育への関与(傘下出版社が発行する教科書の利用など)があるという根拠を並べながら、朝鮮学校が「教育の自主性をゆがめるような支配を受けている合理的な疑い」があり、「就学支援金の管理が適正に行われないことを疑わせる相当な根拠があるということができる」とした。

このことから、朝鮮学校が教育基本法16条1項にいう「不当な支配」を受けている疑いがあるため、規程13条(適正な学校運営)適合性があるということはできず、文部科学大臣の裁量権の逸脱又は濫用があるということもできないとして、不指定処分は違法とはいえないと結論づけた。また規程13条適合性が認められないことから、規定ハ号削除の違法性に関する争点を回避した。

この日、法廷では大阪朝高の女子生徒21人がチマチョゴリを着て傍聴席の前列に座っていた。彼女たちこそが日本政府の差別を受けている当事者であるにもかかわらず、無償化裁判が「朝鮮学校の子どもの人権にかかる裁判であるにもかかわらず、裁判長はそのような視点を全く持っていなかった」(丹羽雅雄弁護団長)。

生徒たちの存在を無視するかのように、裁判長は判決の主文を冷たく言い放ち、その場を去っていった。法廷は一瞬、静まり返ったが静寂はすぐさま怒号に変わった。

「人間の心がないのか!」「恥ずかしくないのか!」





 
高裁前では司法による差別を糾弾するシュプレヒコールが響き渡った
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「不当判決」「子どもたちを司法が見捨てた」
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高裁の外で無償化弁護団が垂れ幕を掲げると、その場に駆けつけていた多くの同胞や支援者たちの怒りが爆発。司法による差別を糾弾するシュプレヒコールが響き渡った。

記者会見にのぞんだ無償化弁護団の丹羽雅雄弁護団長は、1審判決は民族教育の重要な意義と朝鮮総聯と民族教育との協力関係が持つ歴史的役割をも判示したが、今回はその論点が抜け落ちていたと非難。

また、国連の人種差別撤廃委員会が2014年の審査時に続き、今年8月の総括所見でも日本政府に対して高校無償化制度を適用するよう勧告しているにもかかわらず、「政府は時代の流れに逆行している」と警鐘を鳴らした。

大阪朝鮮学園の声明文を読み上げた玄英昭理事長は「不当判決を言い渡した大阪高等裁判所に対して強い憤りを覚え、悔しさで震えが止まりません」と声を震わせながらも、ただちに上告して勝利する日まで闘い続ける意志を示した。

記者会見にのぞんだ大阪朝鮮学園の関係者たちは不当判決に対する怒りをぶつけた
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「朝鮮高級学校無償化を求める連絡会・大阪」の声明文を読み上げた長崎由美子事務局長も、司法が安倍政権の意向を「忖度」したかのような判決内容は、決してみとめることができないと述べ、「係争中の広島、東京、愛知、福岡をはじめ、志を同じくする日本全国や海外の仲間たちと固く手を結び、上告審に向けて朝鮮学校をいっそう強く支援していきたい」と語った。

大阪朝高卒業生の申泰革さんは、「朝鮮」に対する否定的なイメージが蔓延し、同胞子女が自身のルーツに否定的になりがちな日本社会の中で「私たちが堂々と胸を張ることができる唯一の場所が朝鮮学校だ」とその重要性について強調し、高校無償化問題は日本国の問題であると同時に、主権者である日本国民1人ひとりの問題であると訴えた。

保護者代表の高己蓮さんは1審の勝訴判決で「私たちの存在がやっと認められた」と希望を得られたものの、今回の敗訴によって「現実に引き戻された。地獄の底に突き落とされた気持ちだ」と涙ながらに言葉を絞り出した。

しかし最後には歯を食いしばり「先代たちが血と汗と涙で守ってきた朝鮮学校を絶対につぶさせない。いくら国家権力が強大でも、当たり前の権利が認められるまで地面を這いつくばってでも闘うつもりだ」と声を張り上げた。

夕方にはクレオ大阪中央に場所を移して報告会が行われた。参加者たちは、最高裁で逆転勝訴するために心を一つにして裁判闘争にのぞんでいく決意を固めていた。

http://chosonsinbo.com/jp/2018/09/〈大阪無償化裁判〉1審勝訴を取り消す不当判決//

3:ネットの反応
くやしいにだくやしいにだ

4:ネットの反応
なんで帰国をうながさないの?

6:ネットの反応
そりゃ最高裁まで争って判例を残さないとなw

29:ネットの反応
朝鮮学校は工作員の巣窟のイメージしかない

41:ネットの反応
支援がないと潰れる施設とかw
国と争う前にまず運営をなんとかしろよw

44:ネットの反応
もう強制退去させようぜ。

58:ネットの反応
ウリ達の気に入らない判決は全て不当裁判

59:ネットの反応
将軍様はお金無いの?

146:ネットの反応
乞食みたいなことせずに国に帰って一旗あげればいいじゃん

156:ネットの反応
一審の大阪地裁こそ不当判決だろ

162:ネットの反応
浅はかよのうwww

165:ネットの反応
一体いつまでやる気なんだ

5:ネットの反応
朝鮮新報が金だせば解決