1: ねこ名無し ★ 2017/08/25(金) 20:21:45.96
K・ギルバート氏の本で心地よくなってはならない
「日本は素晴らしい」と快感を覚えるより、そこに「他山の石」を見るべきなのだ
福嶋聡 ジュンク堂書店難波店店長
2017年08月25日

■中国・韓国の非道の原因とは?

ケント・ギルバートの『儒教に支配された中国人と朝鮮人の悲劇』(講談社+α新書)が、売れている。今年(2017年)2月に刊行され、私が持っている6月1日付で16刷、帯には「30万部突破」とある(その後、40万部を突破したという)。

この本は、「嫌韓嫌中本」である。
「悲劇」と銘打っているが、決して中国人や韓国人を慮って書かれたものではなく、現在の中国、韓国がいかに非道の国で、それによって日本や世界が大変な迷惑を蒙っているということを訴える本だからだ。

∇ケント・ギルバート著『儒教に支配された中国人と朝鮮人の悲劇』(講談社+α新書)
2017082400006_3


この本の「新しい」点を敢えて挙げれば、両国の非道の原因を、儒教の支配に特定していることである。中国は、マルクスの共同体(アソシエーション)の理念からはかなり変節しているとは言え、今や世界に残る唯一の共産主義大国であり、韓国は宗教の面ではむしろキリスト教の影響が大きな国だが、それでも儒教の――ケントによれば誤った――支配がその根底を脈々と流れているというのである。

ケントがいう「誤った」とは、両国の「儒教」が、本来であれば重要とされてきたはずの「道徳」や「倫理」を完全に置き忘れた、「公」よりも「私」を優先する「儒教」であることである。それは、羊を盗んだ父親を告発した子を諌めるような思想で、祖先崇拝、家族愛を前面に出す余り、「仁・義・礼・智・信」が破壊された「儒教」だと言うのである。

そうした誤って継承された「儒教」が、中国の領土的野心を育みアジア諸国を始め世界中に迷惑を撒き散らしているのである。もちろん、隣国日本にもその迷惑は及び、尖閣諸島の領有権の主張、更には沖縄の米軍基地反対闘争への黒幕的介入までもが示唆されている。

韓国もまた、誤った「儒教」に毒され、もらえるものは何でももらい、感謝も礼の心も知らぬ、傲慢で厚顔無恥な仕業に明け暮れているという。日韓両国が「従軍慰安婦」問題に解決の幕を引けないのもそのせいである。挙句に、仏教や漢字の伝来ルートであることを盾にとって、日本の伝統文化はすべて韓国発祥のものであると強弁する始末だ、と。

「万世一系の天皇・皇室」の存在

一方で、「それに較べて日本は素晴らしい」と主張されるのが、「嫌韓嫌中本」の常である。儒教精神から道徳心や倫理観が失われ、“「公」よりも「孝」、すなわち家族や一族を上に置く価値観から、やがて「私」が第一となり、自己中心主義が現れてき”た中国や韓国と違い、日本人は「公の心、秩序、名誉、勇気、潔さ、惻隠の情といった高潔な精神」、すなわち「儒教の教えのよい部分」だけを選んで、武士道に取り入れたと持ち上げる。

そして、“なぜ同じ儒教に影響されながら、日本が中国や韓国と違った独自の文化を生み出すことができたのか”の理由として、「日本は建国以来、一度も王朝交代が起きていないこと」、すなわち「万世一系」の天皇・皇室の存在を挙げるのだ。

確かにここ数年来の動きを見ていると、中国の版図拡大の野心は否定できない。韓国の前大統領の辞任にいたる経緯も、「公私混同」との責めは免れないだろう。

だが、 ・・・


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http://webronza.asahi.com/culture/articles/2017082400006.html


福嶋聡(ふくしま・あきら) ジュンク堂書店難波店店長
1959年生まれ。京都大学文学部哲学科卒。1982年、ジュンク堂書店入社。サンパル店(神戸)、京都店、仙台店、池袋本店などを経て、現在、難波店店長。著書に『希望の書店論』(人文書院)、『劇場としての書店』(新評論)など。

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2: ねこ名無し ★
K・ギルバート「嫌中・嫌韓本」の悲劇
安倍首相と自民党こそ、儒教の具現者?
大槻慎二 編集者、田畑書店社主
 
2017年08月24日

自分とは縁のない本と思っていたが……

ケント・ギルバートという人について、私はほとんど知識をもたない。知っていることといったら日本で弁護士をしているアメリカ人で、モルモン教の信徒らしいこと。最近ではウヨクの論客としてその方面からもてはやされているらしいこと。

そしてその風貌に関しては、(残念ながらある時期からテレビというものをほとんど見ないので)話は古くて恐縮だが、大橋巨泉氏が司会をしていた『世界まるごとHOWマッチ』という番組で、石坂浩二やビートたけしとともに準レギュラーメンバーとして活躍していたときの記憶にとどまる。

そしてさらにこの『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』(講談社+α新書)という本に至っては、ちまたでよく売れているとは聞くものの、タイトルからして書店に山と積まれている嫌中・嫌韓本の類いの一冊に違いない。ならば見るのも触るのも御免被りたく、自分とはまったく縁のないものと思っていた。

それがどうしてこんな原稿を書いているかというと、たまたま青木理さんが連載エッセイのなかでこの本を取り上げているのを読んで、わが眼を疑ったからである。それはたとえば、青木さんもそれこそ「嫌々ながら」引用している次のような箇所……。

〈道徳心や高い倫理観を失った中国人は、自らの利益のためなら法を犯すことすら厭いません。彼らは、息をするように嘘をつきますが、そこに罪悪感は微塵もありません〉(P41)
〈利他の精神は、自己中心主義の中国人や韓国人には、まったく存在していません。常に自分自身と身内の利益しか考えていない〉(P91)

あるいは次のようなところ。

〈中国人の自尊心の異常な強さは(略)コンプレックスの裏返しですが、都合が悪くなったり自分が不利になったりしたときに、何でもかんでも他人のせいにしてしまう気質がよく現れています〉(P137)

これらの文章はどれも、その主格さえ替えれば、まるで「安倍首相」や「政権与党」のことを言っているように私には読めてしまう。特に3番目の文章は、痛いところを突かれると急にキレ出して、ポイントがずれた民進党批判に終始したり、「印象操作だ!」とヒステリックに繰り返したりした先の国会での安倍首相の態度を、まさに言い表しているかのようだ。

最初これを読んだときは、青木さん一流の皮肉だと思った。わざわざそれと思われるところを選んで引用しているのではないか、と。しかし実際にこの本を手に取ってパラパラめくってみると、そういう記述がない頁を見つけるほうが難しいのである。それはどういう具合かといえば、 ・・・

続きを読む(残り:約2348文字/本文:約3465文字)
http://webronza.asahi.com/culture/articles/2017082300005.html
 
大槻慎二(おおつき・しんじ) 編集者、田畑書店社主
1961年、長野県生まれ。名古屋大学文学部仏文科卒。福武書店(現ベネッセコーポレーション)で文芸雑誌「海燕」や文芸書の編集に携わった後、朝日新聞社に入社。出版局(のち朝日新聞出版)にて、「一冊の本」、「小説トリッパー」、朝日文庫の編集長を務める。2011年に退社し、現在、田畑書店社主。大阪芸術大学、奈良大学で、出版・編集と創作の講座を持つ。フリーで書籍の企画・編集も手がける。



3: ねこ名無し ★
(続)K・ギルバート「嫌中・嫌韓本」の悲劇
これが21世紀の『菊と刀』? 「日本人論」?
大槻慎二 編集者、田畑書店社主
2017年08月25日 

前稿「K・ギルバート「嫌中・嫌韓本」の悲劇――安倍首相と自民党こそ、儒教の具現者?」の末尾に、「編集者ならばまず最初にチェックするべき」と記して、この本の最大のブーメラン、すなわち版元である講談社に向かうブーメランについて触れたい衝動が抑え難くなってきた。

この原稿を書くために手に入れた本は奥付を見ると19刷。巻き替えられた帯には「40万部突破!!」とある。よく売れて結構なことである。

ところでその帯であるが、著者の上半身の写真に被せて次のようなコピーがあしらわれている。

〈21世紀の『菊と刀』…全く新しい「日本人論」です!〉

これを見て頭を抱えてしまった。このコピーを書いた担当編集者は、あるいはこれを通したデスクは、果たしてルース・ベネディクトの『菊と刀』を読んだことがあるのだろうか?

それ以前に、そもそも本書を「日本人論」と言っていいのだろうか?

というのも、この本でまともに日本人について語っていると思えるのは、第四章「日本は儒教国家ではない!」というたった14ページの章だけであるが、その内容たるやちまたの「日本人すごいコール」で腐るほど耳にした浅薄な武士道讃美と、聖徳太子の十七条憲法の「和を以て貴しと為す」という使い古されたフレーズの焼き直しに過ぎない。

日本人論といいながらまっとうに日本人について語らない。中国と韓国を叩くことによってウヨクに取り入ろうとする姿は、『ドラえもん』になぞらえて言えば、のび太をいじめて溜飲を下げるスネ夫が、決してジャイアンに付き従う理由を語らないのに似ている。


「和を尊ぶ」「応分の場を占める」とは?

ちなみにその「和」についてであるが、十七条の憲法のなかでも、それは常に「君言臣承」、すなわち上の言うことに逆らうなということと抱き合わせにあるのを忘れてはならない。 ・・・

続きを読む(残り:約2161文字/本文:約3077文字)
http://webronza.asahi.com/culture/articles/2017082400003.html

元スレ:・【朝日】ウヨクの論客ケント・ギルバートの「嫌韓嫌中本」で心地よくなってはならない[8/25]

11: 東亜のななし
朝日の嫌日記事みてるよりはいいよ

15: 東亜のななし
1はかなり必死
ケント・ギルバートの意見がかなり効いてるんだな

16: 東亜のななし
長過ぎて読む気にならんわ
朝日じゃ、どうせ大した事は書いてないだろうし

26: 東亜のななし
ようするに反日マスゴミに都合が悪いってことだな

31: 東亜のななし
>福嶋聡(ふくしま・あきら) ジュンク堂書店難波店店長

またこのキチガイ店長かよ

35: 東亜のななし
>>31
有名なの?

56: 東亜のななし
>>35
嫌韓本に対抗するコーナー作ったり嫌韓本批判して一時期マスコミがよく取り上げてた

34: 東亜のななし
朝日は反日で心地がいいんやろ┐(-。ー;)┌

43: 東亜のななし
保守系の本が売れるから朝日は焦ってるんだろうな

45: 東亜のななし
要約すると
「悔しい」

49: 東亜のななし
しかし読みにくい文だな、パヨクは皆そうだけど

83: 東亜のななし
別に心地よくならんけどな。
朝鮮や中国の酷さにひたすら気持ち悪さを感じるだけ。

87: 東亜のななし
>1
逆に言うと、ある程度説得力が有る本なのね。

129: 東亜のななし
40万部って凄いもんだな

172: 東亜のななし
レッテル貼りと読みにくい文章しか書けません

101: 東亜のななし
一行で済むことを長々と

朝鮮人に都合の悪い事が書いてあるから読むな

言いたいのはこれだけだろうが